User Story

ずっと8台だったHbA1cが、
わずか3か月余りで6台に。
「自分ひとりでは届かなかった」
改善が現実になりました。

6年間、8台から抜け出せなかった数字が動いた。
『スマリハPRO』が変えたのは、数値だけではなかった。

田中慎太郎さん
田中 慎太郎さん

田中 慎太郎さん(49歳)

6年前に糖尿病と診断。HbA1c 8台が続く中で『スマリハPRO』を開始

「自分なりにやっているのに、なぜ変わらないんだろう」——6年間、そう思い続けてきた。
食事に気をつけ、散歩も続けた。でも数字は動かなかった。
田中さんが『スマリハPRO』で手に入れたのは、数値の改善だけでなく、「何をやれば変わるのか」という疑問への確かな答えだった。

01

Diagnosis

症状がなかったから、危機感が持てなかった

田中慎太郎さん
地元の祭りのお手伝いは恒例行事
Q

『スマリハPRO』を始める前、どんな状況だったか教えてください。

田中さん
糖尿病と診断されたのは、6年くらい前です。実はその前から健診ではずっと引っかかっていて、HbA1cが10を超えていた時もありました。最初に病院へ行ったときは12.6だったと思います。今考えると、すごい数値ですね。

でも、その頃はまったく自覚症状がなかったんです。だから正直、「そんなに悪いのか」という実感があまりなかった。保健所の方から何度も電話が来て、「とにかく病院に行ってください」と強く言われて、やっと受診したという流れでした。
Q

初めて診断を受けたとき、どんなお気持ちでしたか。

田中さん
驚きはありましたけど、すごく不安になったというより、「本当にそんなに悪いのかな」という感じでしたね。何しろ症状がないので、どうしても危機感が持ちにくかったんです。

ただ、最初に行った病院ではかなり厳しく言われて、「このままいくと透析」みたいな説明も受けました。家族を栄養指導に連れて来い、と強く言われたりして、ちょっとここは合わないなと思って、別の先生のところで治療をすることにしました。

「症状がないと、なかなか動けない。それが行動に移せなかった根本の原因だった。」

当時を振り返って

02

6 Years

自分なりにやっていた。でも、8台から抜け出せなかった

Q

その後6年間、治療を続けてこられたわけですね。血糖値はどんな状況でしたか。

田中さん
今の先生のところで6年くらいになります。ただ、その6年間、数値は決して順調ではなかったです。HbA1cはずっと8台が続いていました。良くても8.2、始める前は8.7でした。

先生からは「努力が足りない」と言われていました。今思えば、その通りだった部分もあると思います。自分なりに食事を気にしたり、日常生活の中で少し動くようにしたりはしていたんですが、血糖値を本気で下げるための運動や、第三者に見てもらう環境づくりまではできていませんでした。
Q

具体的には、どんな取り組みをされていたのでしょうか。

田中さん
運動は昔から苦手で、スポーツと言えるようなことはほとんどしていなかったです。ただ、先生から「エレベーターを使わないように」と言われていたので、意識的に階段を使うとか、週に1〜2回、30分から1時間くらいの散歩はしていました。

食事については、量を減らす、夜遅くは食べないようにする、野菜から食べる、病院の栄養指導で言われたことはちゃんと心がけていました。

服薬もしていましたが、それでもあまり改善しなかったので、「どうすれば下がるんだろう」と思っていました。
6年間

継続してきた治療の年月

8.7

『スマリハPRO』を始める直前のHbA1c

03

Decision

先生に言われたからやる——半信半疑で始めた

Q

『スマリハPRO』はどのようなきっかけで始めたのでしょうか。

田中さん
主治医から「このままじゃ落ちないから、これに参加して」と言われたのがきっかけです。その時点ではサービスの詳しい内容までは分かっていなかったです。先生に言われたからやる、という感じでした。

『スマリハPRO』担当者で理学療法士の鈴木さんから説明を受けて、タブレットを使うことや、オンラインで面談すること、家で運動することは理解しました。ただ、始める前はそこまで期待していませんでしたね。

半信半疑というか、「自分でそれなりに気をつけてこの数字なんだから、本当にそんなに変わるのかな」と思っていました。

「自分でそれなりに気をつけてこの数字なんだから、
本当にそんなに変わるのかな——そう思いながら始めた。」

『スマリハPRO』を始めた当時の気持ち

担当 理学療法士・鈴木より / プログラム開始時を振り返って

理学療法士 鈴木

田中さんの第一印象は、とても忙しい方だということでした。仕事への責任感が強く、日々全力で取り組まれている一方で、ご自身の健康管理に時間を割くことが難しい状況でした。

ただ、野菜から食べる習慣や低糖質の間食を選ぶなど、すでにご自身なりの工夫をされていました。だからこそ感じたのは、「知識や意識の問題ではなく、忙しい毎日の中でどう実践・継続するか」が、田中さんにとっての本当の課題だということでした。

04

The Change

6台なんて、10数年で一度もなかった——先生も驚いた

Q

実際に始めてみて、いちばん驚いた変化は何でしたか。

田中さん
やっぱり、HbA1cがここまで下がったことです。

8.6〜8.7あったのが、始めてすぐ7.4まで下がって、今は6.6まで来ました。6台なんて、この10数年で一度もなかったです。先生もびっくりしていましたし、自分でも「こんなに下がるんだ」と驚きました。

しかも、体重はほとんど変わっていないんです。1kgくらいしか減っていない。体重を大きく落としたからではなく、生活の中身が変わって数値が下がった、というのが自分にとっては大きかったですね。
Q

なぜこれほど結果につながったと思いますか。『スマリハPRO』のどこが効いたのでしょうか。

田中さん
一番は、第三者による良い意味での強制力だと思っています。

食事画像を送るにしても、運動をするにしても、「見られている」という感覚があったんです。自分ひとりだと、今日はいいか、で終わってしまう。でも、担当の鈴木さんとの次の面談のことを思うと、ごまかせないんですよね。

しかも、ただ厳しいだけじゃない。ちゃんと私の話を聞いてくれて、具体的に「これは控えたほうがいい」「これは朝なら少しなら大丈夫」と、分かりやすく言ってくれた。その「無理のない強制力」が、自分にはすごく合っていたと思います。
05

Guidance

「何をすればいいか」が明確になった——食事も運動も

田中慎太郎さん
キャンプ飯も健康メニューで楽しめるようになった
Q

食事指導は、それまでの栄養指導とどう違いましたか。

田中さん
栄養指導って、パンフレットを渡されて終わることが多かったんです。内容も細かすぎて、結局どうすればいいのか分からないことが多かった。

でも『スマリハPRO』では、例えば「ご飯・パン・麺はまず控える」「これとこれは避けた方がいい」といった感じで、すごく明解でした。難しい栄養素の話ではなくて、何をどうすればいいかがすぐ分かる。その分、家の食事にも反映しやすかったです。

妻も健康管理に詳しいタイプではないんですが、それでも「ここを変えればいい」というのが分かりやすかったので、結果的に食事の管理にはプラスだったと思います。
Q

運動面では、どんな変化がありましたか。

田中さん
大きかったのは、家の中でもできる運動があると分かったことです。

それまでは、運動って外に出てやるものだと思っていたんです。でも、夜遅く帰ってきてから外へ出るのは現実的じゃない。だから続かなかった。

その点、『スマリハPRO』は家の中でできる。食後1時間は起きていた方がいい、というアドバイスもあって、その時間を運動に使う流れが自然にできました。30〜40分程度で無理なく続けられたのも良かったです。
06

Forward

「やれば変わるんだ」——終わったあとも残るもの

Q

『スマリハPRO』を通じて、考え方や意識の変化はありましたか。

田中さん
ありましたね。まず、「自己流には限界がある」と実感しました。自分ではやっているつもりでも、的が外れていたり、足りなかったりする。そこを専門家に見てもらう価値はとても大きいです。

それから、運動も食事も「やることが明確」になったのが良かったです。何をすればいいか分からない状態だと、人って続かないと思うんです。逆に、ここをやればいい、と見えると動きやすい。

『スマリハPRO』が終わった今でも、家でできる運動の取り組み方法や食事の組み立て方は自分の中にノウハウとして残っています。
Q

『スマリハPRO』は、どんな方に特に向いていると思いますか。

田中さん
自分なりに頑張っているのに改善しない人、ですね。あとは、自己流でやっていて、本当は間違っていることに気づいていない人。そういう人にはすごく意味があるはずです。

逆に、何をしてもごまかそうと思う人や、そもそも数値を気にしていない人には向かないかもしれません。とにかく少しでも「良くしたい」という気持ちがある人のほうが合うと思います。
Q

最後に、『スマリハPRO』を振り返ってどう感じていますか。

田中さん
まずは、ありがたかったなと思います。数値が下がったことはもちろんですが、それ以上に「やれば変わるんだ」と実感できたことが大きかったです。

それと、終わったあとの「強制力がなくなる寂しさ」はありましたね。自分ひとりでやる不安もあるので、3か月のプログラムが終わった後も続けたい気持ちもありました。

糖尿病は長く付き合う病気ですけど、だからこそ、無理なく続けられて、でもちゃんと背中を押してくれる仕組みが必要なんだと思います。『スマリハPRO』は、まさにそこを支えてくれるサービスでした。

「やれば変わるんだ——その実感が、一番大きかった。

インタビューを終えて

担当 理学療法士・鈴木より / プログラムを終えて

理学療法士 鈴木

運動・食事・生活習慣のすべてにおいて、特別なことをするのではなく、日常の中に無理なく組み込む方法を一緒に考えました。面談の中で特に印象に残っているのは、「良くなった姿を先生に見せたい」という言葉です。その気持ちが、継続の大きな力になっていたと思います。

プログラム終了時、田中さんから「補助輪を外されたような気分です」という言葉がありました。しかしその後のフォローアップでも、血糖値は良好な状態を維持・改善していました。支援が終わった後も自分の力で健康を管理できるようになること——それが私たちの目指すゴールです。田中さんは、まさにその形を体現してくださいました。

Summary / 田中さんの「良かったこと」

自分ひとりでは届かなかった改善が、
3カ月で現実になった