日頃の活動量を上げる方法5 ~高血糖状態の改善を目指した運動効果の確認方法~

 運動をしていくうえで、運動の効果を確認することはより一層運動を続けていこうとモチベーションアップにもつながり、適切な運動プログラムも実施することができるためとても大切なことです。

 

 そこで今回は運動の効果を確認する方法について解説していきます。

 

 運動の効果を確認する方法はいくつかあります。

 

 まずわかりやすいのは体重やウエスト、血液データ、脈拍数など数字で確認できるものです。運動を始めたときに確認しておくことで、これらの数値を比較することができます。定期的に計測しグラフなど可視化することで経過も確認でき、実際改善しているとモチベーションアップにも繋がります。

 

 脈拍数に関してはぜひ自分で計る習慣をつけてください。50歳以下の場合、有酸素運動後に脈拍数が100〜120回/分くらいに収まると負荷としては丁度よいとされます1)(症状によって個人差があるため主治医や担当セラピストと相談してください)。さらに、同じメニューで脈拍の数値が低くなってきたら体力がついてきたとも解釈できます。

 

 計測方法としては手首の脈を探し、ストップウォッチなどで15秒間計り、その間に何回だったかを確認します。その値を4倍して脈拍数を計測するのが一般的です。

  

 さらに今はスマートウォッチに脈拍数を計測する機能が搭載されていることもあります。それ以外にも歩数や運動時間、消費カロリーなどを計測できる機能と多岐にわたります。スマートウォッチは運動効果を確認できる非常に優秀なツールです。

 

 他に確認する方法としては生活の中での変化を感じることです。

 

 主観的になってしまいますが、運動を続けることで「体が楽になった」「寝つきが良くなった」「集中して仕事に取り組める」といったようにポジティブな感覚を得られるようになっていきます。

 

 こういった感覚はすぐに感じられるわけではないですが、皆様にもぜひ感じていただき「運動って楽しいな」と思っていただけるように私たちは精一杯サポートいたします。

 

 引き続き血糖値改善のために運動を継続していきましょう。

 

参考文献

1)日本糖尿病学会(編・著)糖尿病治療ガイド2022-2023.文光堂.2022