高血糖改善に対する運動の注意点1 ~運動の順序~

 高血糖状態を改善するための運動の順序は、レジスタンス運動のあとに有酸素運動をするのが効果的です1)2)

 

 しかしここで1つ注意していただきたいのは、その順番に固執しすぎないことです。より効果がある順番がレジスタンス運動から有酸素運動というだけで、その反対の順番で行ってはいけないというわけではありません。

 

 もう1つ注意点としては、筋トレの直後に有酸素運動をやらなければいけないわけではない点です。

 筋トレを実施した後は運動の効果が高まることがわかっています3)。効果が高まる時間はどれくらい持続するかは明確にわかってはいませんが、筋トレ後に時間が空いてから有酸素運動を行ってもその効果が持続すると考えられます。

 

 よって日常生活の中でこまめに運動をすることで、運動の効果を高めることができるとも考えられるでしょう。

 

 最後の注意点としては、運動の前後にウォームアップやクールダウンを実施することです。特に運動を始めたばかりのときや高い負荷で運動を開始するときは怪我を防止するために全身のストレッチや軽い足踏み運動などを行うといいでしょう4)

 

「スマリハPRO」をご利用の皆様は、担当セラピストが運動の種類だけでなく順番も考慮してプログラムの提案をしています。日常生活でも運動をすることで運動効果はより一層高まります。

私たちと一緒に運動を継続して健康な生活を手に入れましょう!

 

引き続き高血糖改善のために運動を継続していきましょう。

 

参考文献

1)Yardley JE, et al. Effects of performing resistance exercise before versus after        

  aerobic exercise on glycemia in type 1 diabetes. Diabetes Care, 35: 669-675, 2012.

2)Okamoto T, et al. Combined aerobic and resistance training and vascular  

   function: effect of aerobic exercise before and after resistance training. J Appl 

      Physiol (1985), 103(5):1655-1661, 2007.

3)Asano RY, et al. Acute effects of physical exercise in type 2 diabetes: A review.World J    Diabetes, 5: 659-665, 2014.

4)McHugh MP, et al. To stretch or not to stretch: the role of stretching in injury 

    prevention and performance. Scand J Med Sci Sports, 20: 169-181, 2010.