お知らせ
2026年4月6日
アイスリーメディカル、NEDO「SBIR推進プログラム(一気通貫型)」フェーズ2ステージゲート審査を通過
順天堂大学・京都大学と連携し、AIを活用して在宅で最適な運動・栄養指導が受けられる遠隔ケアを事業化へ向けて本格開発
糖尿病予防、デジタルリハビリ、アクティブシニア向け健康増進を実現するデジタル運動療法プラットフォーム「スマリハPRO」を提供する株式会社アイスリーメディカル(本社:東京都中央区、代表取締役社長:久保田明史)は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」)が実施する2025年度「SBIR推進プログラム(一気通貫型)」において、当社事業がフェーズ1を完了し、ステージゲート審査でフェーズ1の結果が評価され、フェーズ2の段階に進んだことをお知らせします。
本事業は、高齢者のフレイル予防・改善を目的とした遠隔デジタルケアプログラムの実用化を目指す研究開発です。研究期間終了後の事業化を見据えた取り組みとして進められており、当社は順天堂大学リハビリテーション医学および京都大学人間健康科学科の研究チームと連携しながら、研究開発と社会実装の両面から推進しています。
医療費・介護費100兆円時代。通院・通所だけでは限界
高齢化の進展に伴い、フレイルの予防・改善は、健康寿命の延伸や介護負担の軽減の観点から、ますます重要な社会課題となっています。医療費・介護費は2040年には100兆円を超える見込みとされており、フレイル状態の予防・改善はその抑制に向けた意義の高い対策です。
一方で、運動機能の評価や継続的な支援は専門職による対面対応を前提とする場面が多く、通院・通所が難しい方や継続的に支援を受けにくい方への対応には課題があります。高齢者が自宅や入居施設にいながら、医療従事者などが安全かつ客観的に身体機能を把握し、個々の状態に応じた支援を継続して提供する仕組みが求められています。
専門家×AI×独自の評価技術で届ける「これまでにない支援」
当社はこれまで、オンラインによる運動指導や生活習慣改善支援に取り組んでおり、遠隔でのプログラム提供に関する技術と実績を積み重ねてきました。本事業では、こうした既存サービスの基盤を土台としながら、AIを活用した独自開発の運動機能評価技術を新たに組み合わせることで、専門職との連携のもと、在宅でも受けられる個々の状態に応じた質の高いケアの実現を目指します。
フェーズ2では、この新しい組み合わせによる遠隔デジタルケアプログラムについて、事業化を見据えた実用性の検証と開発を進めます。具体的には、運動機能の評価・運動プログラムの提供・栄養面のサポートを一体的に行える仕組みを整備し、在宅や施設等でも継続して活用できるサービスとしての完成度を高めていきます。安全性・有効性の確認を進めながら、自治体・介護施設・企業など複数のチャネルを想定したトライアルを実施し、事業化に必要なデータと知見を着実に積み上げていきます。
研究成果を社会実装へ
当社が目指すのは、研究開発を実際のサービスとして高齢者等のもとへ届けることです。在宅で継続できるフレイル予防の支援が、特定の施設や地域に限らず、より多くの人に当たり前のように届く社会の実現に向けて、介護・高齢者施設、自治体、企業などとの連携を段階的に広げてまいります。
フレイル予防は、本人の生活の質を守るだけでなく、家族の負担軽減や社会全体の医療費・介護費抑制にもつながる取り組みです。当社は引き続き、共同研究による科学的な裏付けと、これまで積み重ねてきた遠隔サービスの現場知見を両輪に、研究成果の社会実装を力強く推進してまいります。
代表コメント
株式会社アイスリーメディカル 代表取締役社長 久保田明史
「このたび、NEDO『SBIR推進プログラム(一気通貫型)』において、当社事業がフェーズ1を完了し、ステージゲート審査でフェーズ1の結果が評価されたことにより、フェーズ2の段階に進み、当社の研究開発をさらに前進させることとなりました。本事業では、これまで当社が培ってきた遠隔サービスの技術・実績を土台に、専門家とAI・独自の評価技術を組み合わせた新しいアプローチで、高齢者が自宅や施設等でも継続的な支援を受けやすい環境づくりを目指してまいります。順天堂大学・京都大学の研究チームと連携しながら、研究成果の社会実装を見据え、事業化に向けた開発と検証を着実に進めてまいります。」
■株式会社アイスリーメディカルが行う事業「スマリハPRO」

当社は、日本初のセンサーを活用したオンラインリハビリ・運動療法「スマリハPRO」を提供しています。スマリハPROは、【最先端テクノロジー】×【専門家によるヘルスコーチング】×【TTM(行動変容理論)】を組み合わせた「スマリハメソッド」により、継続しやすく確かな成果につながることを特長としています。
これまでに健康保険組合向けの高血糖改善プログラムとして多くの企業・団体に導入され、たった3ヶ月でHbA1cを平均0.94%改善する実績を達成。糖尿病専門医師からも高い評価を得ており、遠隔での専門的な運動・生活習慣指導の有効性を実証してきました。
本事業では、このスマリハPROで培った遠隔サービスの技術・知見・運営ノウハウを土台として、フレイル予防・改善の領域へと応用・発展させます。既存サービスの実績という確かな基盤があるからこそ、今回の研究開発においても、高い実用性と継続性を兼ね備えたプログラムの実現を目指すことができます。

スマリハPRO導入実績
NTT健康保険組合、東京ドーム健康保険組合、ニコン健康保険組合、三菱重工健康保険組合、ロッテ健康保険組合など、多くの健康保険組合様に導入いただいています。
【プログラムの詳細はこちら】
https://www.i3-medical.co.jp/business/sumariha-pro/
■SBIR推進プログラムについて
「SBIR推進プログラム(一気通貫型)」は、科学技術・イノベーション創出の活性化に関する法律(科技イノベ活性化法)に基づき、スタートアップ・中小企業による研究開発とその成果の事業化を一貫して支援することを目的として、NEDOが実施するプログラムです。
本プログラムは、フェーズ1(技術シーズの探索・検証)からフェーズ2(事業化を見据えた本格的な研究開発)まで、ステージゲート審査を経て段階的に支援が行われる仕組みとなっています。革新的な技術シーズを持つスタートアップ・中小企業が、社会課題の解決に資するプロダクトやサービスの実用化・事業化を加速させることを目指しています。
参考:NEDO「SBIR推進プログラム(一気通貫型)」
https://www.nedo.go.jp/activities/ZZJP_100205.html
【本件に関するお問い合わせ】
株式会社アイスリーメディカル
電話:03-5540-4133
メール:2b_group@i3-medical.co.jp
問合せフォーム:スマリハPRO法人向けお問い合わせ
